デジタルからアナログへ。日常から非日常へ。 北海道で、冒険とロマンを追いかける。
夏の北海道の魅力に取り憑かれ、
僕は夢だった北海道移住を果たしました。
ライダーの聖地だから。
信号が少なく、道幅が広いから。
そして、何より自然が好きだから。
毎年フェリーにバイクを積んで北海道へ通っていました。
「だったら、住んじゃえばいい!」
そんな、半ば勢いのような気持ちもありました。
僕がバイクに乗る理由は、
ただ遠くへ行くためではありません。
その土地の匂い。
温度。
風。
音。
そして、その瞬間にしか感じられない空気。
それらを五感で味わいたいから。
車なら、もっと快適に、もっと効率よく移動できる。
それでも僕は、あえてバイクを選びます。
雨に濡れる。
寒さを感じる。
暑さに耐える。
荷物も少なく。
便利さとは正反対の「不便」をあえて楽しむ。
何でも簡単に手に入る、快適な現代社会だからこそ、
その不便さが、一種の癒しになるのだと思います。
そして北海道に実際に住んでみて、
初めて気づいたことがあります。
それは――
北海道は、夏だけじゃない。
短い秋は、油断していると一瞬で過ぎ去ってしまいます。
けれど、その短い時間だからこそ、
目の前に広がる景色は特別なものに感じられます。
日本一早い紅葉が見られる大雪山。
色づいていく木々。
澄んでいく空気。
夏とは違う、少し寂しくて、それでいて美しい北海道。
住んでみなければ分からなかった景色が、
まだまだこの土地にはたくさんありました。
デジタルに囲まれた日常から、
バイクにまたがってアナログな世界へ。
いつもの日常から、
少しだけ遠くの非日常へ。
便利さを手放して、
自分の感覚を取り戻す。
そして、まだ見たことのない景色を探しに行く。
北海道で暮らし始めた僕は今、
そんな冒険とロマンに、すっかり夢中になっています。
《写真の場所と情報》
1 層雲峡
約24kmの断崖絶壁が続く、大雪山の豪快な大自然を満喫できるルート。
特に紅葉シーズンの「銀河・流星の滝」は必見。
2 三国峠
標高1,139mの道内最高所を抜ける絶景ワインディングロード。
大雪山の樹海の上にかかる一本の橋がハイライト
3 ヒグマ珈琲
大雪山のぬかびら源泉郷の外れにある、静かなログハウスカフェ。
目の前に広がる紅葉を眺めながら、美味しいご飯とコーヒーでくつろげる。