世界で戦えるライダーになるために。
僕がクロスカントリーを始めたのは6歳のとき。母親の勧めがきっかけだった。
初めのころは、レースのあとに振る舞われる豚汁を食べるのが目的。
でも、参加を重ねて順位が上がるにつれ、もっと上を目指したいと思うようになった。
気がつけば、すっかり夢中になっていた。
それから8年。
GNCCへの派遣のお誘いを受けたときは、何かの間違いじゃないかと思うほど驚いた。
初めての海外レース。
楽しみと不安が入り混じるなか、アメリカに着いて最初に思ったのは、「アメリカ人、デカい!」(笑)
会場では、選手ひとりに整備士がついていたり、レースに仕事として取り組む人がいたり。日本とは違う、本気のレースの雰囲気に圧倒された。
コースも想像以上だった。ゲレンデのようなセクションは最高に楽しかったけれど、
ウッズに入ると一変。
深い轍や木の根っこ、滑りやすい赤土に苦戦。思うように走れず体力ばかりが削られていった。
それでも、現地のライダーたちの走りから学ぶことは多かった。
特に印象的だったのは、長い時間スタンディングで走り続ける姿。
帰国後はスタンディングの練習を増やし、身体づくりや練習量も見直している。
アメリカでの経験を通して、自分に足りないものが見えた。
そして、これから目指す場所もはっきりした。
世界と戦えるライダーになること。
もっと上手くなりたい。
その気持ちを忘れず、これからも挑戦し続けていきたい。