Q. ノックスのグローブは、なぜ入り口が狭いのですか?
「もう少し入り口を広くしてほしい。」
日本のお客様から最も多くいただくグローブのご意見の一つです。
KNOX創業者のジェフ・トラベル氏に、その理由を聞いてみました。
A. 「狭い」のではなく、手首をしっかり保持するための設計です。
結論から言えば、手首まわりは意図してタイトに設計しています。
理由はとてもシンプルです。
転倒時にグローブが脱げてしまう事故を防ぐため。
私はレーサーとして数多くのレースを経験し、仲間たちの事故も目の当たりにしてきました。
その中で強く感じたのが、 「どれほど優れたプロテクションも、グローブが脱げてしまえば意味がない。」 ということでした。
だからKNOXでは、革の強さやプロテクターだけでなく、グローブを最後まで手に残すことを非常に重要な性能と考えています。
BOAやLift & Lockも、この考え方から生まれました。
ハンドロイドシリーズに採用されているBOAクロージャーは、 「グローブにここまで必要なの?」
と言われることがあります。
しかし私の考えは違います。
確実に手首を固定し、転倒時でもグローブを保持するためには、それだけの性能が必要だと考えています。BOAは、その思想を形にしたものです。
同じ考え方から、ミドルクラスモデルにはKNOX独自のLift & Lockシステムも開発しました。
採用する仕組みは違っても、目指しているものは同じです。
「グローブを確実に手に保持すること」。
安全性は、譲れない。
もちろん、最初は少し入りづらく感じるかもしれません。
しかし、それは快適性を犠牲にするためではなく、安全性を優先した結果です。
KNOXは、転倒時に最後まで手を守ることを第一に考えています。
だからこそ、手首まわりの設計だけは妥協しません。
それが、KNOXが長年守り続けてきたグローブづくりの哲学です。