GAERNE
- HERITAGE -
変わりながら、受け継がれていく。
ガエルネの原点は、登山靴にあります。
創業者のガッゾーラ氏は、ガエルネを立ち上げる以前、登山靴をつくる靴職人として働いていました。
戦時中には、兵士たちがアルプスの厳しい山岳地帯を越えるための、
頑丈な登山靴も手がけていたといいます。
やがて息子がオフロードバイクに夢中になると、ガッゾーラ氏は自らが培ってきた登山靴づくりの技術を生かし、一足のブーツをバイク用に改良して与えました。
登山靴を、オフロードバイクのためのブーツへ。
それが、ガエルネのモーターサイクルブーツの始まりでした。
時代とともに、ブーツは変わる
創業当初のガエルネには、登山靴とモーターサイクルブーツ、二つのカテゴリーが存在していました。
どちらも、厚い革と昔ながらの製法を用いた、長く履くことを前提とするブーツです。
しかし、時代が進むにつれて、それぞれに求められる機能は異なる方向へと進化していきました。
そのなかでガエルネは、より専門的で機能性の高いモーターサイクルブーツへと軸足を移します。
やがて登山靴やワークブーツはラインナップから姿を消し、
ガエルネはモーターサイクルブーツのブランドとして成長していきました。
けれど、そこにあった技術や思想まで、過去のものになったわけではありません。
昔ながらの製法。足を包み込む厚い革。
そして、履き続けることで使う人の道具へと育っていくブーツのあり方。
伝統を過去のものとして残すのではなく、時代に合わせて変化させながら、
履き続けられるものとして受け継いでいく。
創業当時のコレクションを見返し、そこから二つのブーツが生まれました。
FUGA
機能が生んだ、アイコニックなデザイン
FUGAの原型は、創業当時のコレクションにあったマウンテンブーツです。
バイク用へと変化させるため、靴紐がシフトレバーに干渉しにくいよう、レース部分を中央から大きくオフセット。
さらに左足には、革製のシフトガードを加えました。
すべては、バイクに乗るための変更でした。しかし、機能を突き詰めた結果、ほかにはない左右非対称のデザインが生まれます。
マウンテンブーツの面影を残しながら、ひと目でFUGAとわかる姿へ。FUGAは、変わることによって独自の個性を手に入れたブーツです。
「FUGA」とは、イタリア語で“逃走”や“離れること”を意味する言葉。
時には、今いる場所から離れるのもいい。バイクは、そのための時間を与えてくれる。
そんな時間とともに履くブーツであってほしい。その思いが、FUGAという名前に込められています。
No.145
変えないための、小さな変化
No.145の原型は、かつてガエルネのラインナップに存在したワークブーツです。
FUGAが機能を加えることで独自の姿へ変化したのに対し、No.145では、完成されていたワークブーツのデザインをほとんど変えていません。
左足にシフトガードを加える。
その小さな変更によって、働くためのブーツは、バイクに乗るためのブーツへと生まれ変わりました。
「145」という少し変わった名前は、原型となったワークブーツのプロジェクトナンバーに由来します。それなら、そのまま名前にしてしまおう。そんな飾り気のない発想から、No.145と名付けられました。
履き続けることで、残っていく
FUGAとNo.145には、ガエルネが登山靴づくりから培ってきた、
昔ながらのブーツづくりが息づいています。
厚いレザーで足を包み、内側にも革を使用する。
アッパーと中底、表底を縫い合わせるノルウェージャン製法を用い、
イタリアの工場で一足ずつ仕上げていく。
履き込むほどに革は足へ馴染み、シワや傷、色艶の変化が一足ごとの表情をつくっていく。
古くなるのではなく、履く人の相棒になっていく。
ガエルネの伝統は、姿を変えながら、今も履き続けられています。
| HERITAGE MODEL
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ナンバー145 ラフブラウン
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ナンバー145 ブラック
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